アイレリーフの短い双眼鏡の眼鏡対策


メガネ使用者が、双眼鏡を使う場合にアイレリーフが短い製品ですと、眼鏡をはずして使用する必要があります。

双眼鏡使用中は、大変わずわらしいので、少しでも楽になる方法の考察です。


メガネの改造 その1

耳あて部分を直線状に改造する
眼鏡の耳あての部分は、普通は曲がってますが、曲がってますと耳への引っかかりが強くて、さっと持ち上げる事が、とてもしにくいです。

この部分を無理やり真っ直ぐに伸ばします。

このようにすることで、双眼鏡を見るときに、さっとおでこのほうに持ち上げる事が出来ますので、わざわざ眼鏡をはずす必要がなくなります。

また、かける時もちょっと押さげるだけで、正常な位置にきますので、眼鏡→双眼鏡→眼鏡、、とのやり取りがたいへんしやすくなります。

ただし、うつむいた時に落ちやすくなりますので、眼鏡クリップ等で落下対策もする必要があります。


メガネの改造 その2

鼻のクッション部分を切り取る
眼鏡の鼻に当たる部分(シリコンパッド)を土台の根元から、ニッパなどで切り落とします。

このようにすると、眼鏡がぎりぎりまで目に近づけることが可能になります。


双眼鏡の接眼部分を改造する

SW422の場合ゴムの見口を取り外す→OK 
  SW422の場合は、ゴムの見口を強くめくりながら引っり無理やりはがします。

はがしますと、その分目がレンズに近づきますので、ぎりぎりですが、全視野を見ることが出きるようになりました。 


双眼鏡の接眼部分を改造する

CB7NXの場合ゴムの見口を取り外す→まだ不足 
 
まずゴムの見口を強引に取り外しました。この時点では、視野の8割ほど見えます。

視度調整をしても接眼レンズ部分は回転しない構造ですので、さらにプラスチック部分をサンダーで削ってみます。 
 双眼鏡の接眼部分を改造する

CB7NXの場合接眼レンズ部を削る→OK 
  眼鏡の曲率に合わせて斜めになるように削ります。これ以上削ると接眼レンズに当たりそうなくらいまで削りこみました。 

この状態で、ぎりぎり全視野が見えるようになりました。

ただし、ぎりぎりですので、目幅調整が少しでも狂うとどちらかの視野が欠けてしまいますので、目幅を固定します。

自分の目幅に合わせておいたところで、中央部のヒンジのところに接着剤を流し込み、目幅が変わらないように固定しました。
これで、ポケットなどに入れておいても目幅が変わらないので、さっと取り出して、すぐ使うことが出来ます。



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